先月4月8日(日)、高尾耳鼻咽喉科医院の2階、みみはなギャラリーで、
「文人華と煎茶のおさそい」という会を開催しました。
15名ほどでなかなか賑やかに、
お花を生け、煎茶のお手前を先生に披露していただき、味わいという
気楽なひとときでありながら、心地良い緊張感もただよう、味わい深い時間となりました。
スイトピー、カラー、雪柳の優しく凛とした姿のお花。
カラーは、仏様の座禅のような佇まい。
写真右は、煎茶道 文人華道 清泉幽茗流 家元 古川純香先生。
花を切ることにより、花を死なせてしまうのではなく、”生かす”という思想であり、
だからこそ、芸道として長く受け継がれているのだというお話がありました。
”花”を”華”に化けさせるのだといいます。
そして、お花のあとには煎茶のお手前。
「三客手前」
三人の客人であっても、器は4つ。
自ら毒味をする、という意味があるとか。
お茶は「飲む」ではなく、
たしなみ、「味わう」もの。
この文人華と煎茶の会は、6月、9月、11月と開催の予定です。