9月9日(日)は、『重陽の節句』
3月3日の「桃の節句」、5月5日の「端午の節句」、7月7日「七夕の節句」
などと同じくして、9月9日も日本の五節句のひとつ。
つい、忘れがちですが、そうなんです。
邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた[1]。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。
(ウィキペディアより引用)
菊の「着せ綿」
平安時代には、前日の9月8日に菊の花を真綿で覆い、
菊の香を移し、その翌日の朝に露に湿ったこの真綿で顔にあてて、
若さと健康を保とうとする行事がありました。
これを「菊の着せ綿」といいます。
参加されたみなさん、rとても楽しそうで、またメモをとったり、
家元の話に耳をかたむけていました。
花を見て、感じて、学ぶ会。
文人華とは、よく言ったものだと思います。
昨今、日本人でありながら、日本人が昔から大事にしてきた文化、美しい表現を、
つい忘れがちです。
意味深く、ひとつひとつの行事が行われていたことや、
それらを大事にしていたことを、心に刻んでおくことが大切ですね。
「菊の節句」は過ぎてしまいましたが、
ときには花に目をむけて、季節の移り変わりも楽しみたいものです。
サポーターOより